葡萄鼠-ぶどうねずみ

巨峰や長野パープルのような果皮が紫色の葡萄の色を鼠がからせた鈍い赤紫です。
浮世絵に描かれた着物の地色によく見られる色で古代では葡萄を「えび」と呼ばれたいた事から「えびねず」とも呼ばれているそうです。

渋みのある赤紫。 こんな色です。

葡萄ねずみという色とそのインク瓶とねずみのイラスト

黒葡萄の果皮の青みがかった赤紫と鼠色を混ぜて、というイメージ。

インク瓶に入った鼠色と葡萄の紫色の滴を混ぜるねずみのイラスト

鼠と葡萄・・・。

ワイン蔵に住む鼠をイメージしました。

美味しいワインが出来る酒蔵には葡萄鼠がいて歌を歌っているんです。

なんて、妄想全開イラストです。
ちょっと文章も添えてみました。

酒蔵で歌を歌う葡萄ねずみのイメージイラスト

色、色ねずみ、何ねずみ?
葡萄のお酒の蔵の中
歌を歌うは何ねずみ?
葡萄ねずみと申します。

葡萄ねずみのその色は
灰色グレーの色合いに
黒い葡萄の果皮の色
合わせてクルクル混ぜたよう。

葡萄ねずみの歌声は
仕込んだ果汁の子守唄
深い深い眠りへと
果汁を誘い時を得て

味わい深き美酒となる
エノロゴねずみでございます。

そろそろ冬の気配も感じる秋真っ只中の今、赤ワインが飲みたくなってきました。
葡萄鼠を思い描き秋の夜長にまったり赤ワインを楽しみたい!