港鼠-みなとねずみ

薄い青緑がかったねずみ色

こんな色です。

湊ねずみと言う色を見上げるインク瓶に乗ったねずみのイラスト

大阪の湊村で作られていた、壁や茶室の腰張りに使われる「湊紙」が名前の由
とありました。
「深川ねずみ」とも呼ばれていたとか。
深川は現在の木場辺りの呼び名で、江戸文化の中心地だったそうです。
意気と侠気が売り物の辰巳芸者が活躍した地でもあり、当時江戸の中で最も粋な場所が深川だったそうな。
その粋な深川庶民に好まれた色が「深川ねずみ」つまり「湊ねずみ」だそうですよ。江戸っ子て渋い!!

さて、深川は置いておいて、「湊ねずみ」という名前からイメージしたのはやはり「湊」の文字。
湊といえば「海と船」でしょう。
南国のエメラルドグリーンの海の色ではなく
青緑がかった深い海の色とねずみ色が混ざった「湊ねずみ」

こんなイメージ。

海の青い水の雫とグレイのインクを擬人化したねずみが混ぜているイメージイラスト

さらにイメージ膨らませて・・・。

世界の湊を渡りゆくマドロスねずみを描いてみました。

水平線に見える船影を港の桟橋から眺めている擬人化したねずみのイメージイラスト
次の船出を待ちわびて

これにはこんな文章を添えて。

港鼠-みなとねずみ

ねずみ色々、何ねずみ?
湊で見かけるこのねずみ
「湊ねずみ」と申します。

湊ねずみのその色は
灰色グレーの色合いに
海の青を混ぜたよう

大きな船を乗り継いで
世界の湊を渡り行く
旅好きねずみでございます。

湊に降りてもまたすぐに
次来る船はいつだろと
待ちわび沖を眺めてる
舟影求めて眺めてる
さすらいねずみでございます。

あ〜旅行に行きたい!!
コロナで以前のように旅行がなかなか出来ない昨今、このような願望を込めたイメージが湧いたのでしょうかねぇ。

イタリアに行きたいなぁ〜・・・。
ローマのサンテウスタッキオ イル カフェでおいし〜〜〜〜いエスプレッソが飲みたい!!!!!