「ワイン」と言うお酒がここ日本でもポピュラーになって久しい今日この頃。
外食の時や自宅での夕食の時など、ワインを楽しむ機会も多いのではないでしょうか。

先日飲んだ赤ワイン、カジュアルワインだけれどもビンテージは2013年でした。

今は2023年。10年前に収穫した葡萄で作ったワインです。10年も前の物を口にするって考えてみるとあまり無いような。ワインとかウイスキーとかブランデーなどのお酒の類くらいしか思い当たりません。アルコールのおかげで10年前の葡萄から作られたワインを美味しく楽しめる。すごいな、と今更感慨深くなりました。
味わいは、ブルーベリーやプラムなどのような果実味を感じつつ渋みも角がとれてまろやかな口当たり。さらに適度な酸味も感じられとても生き生きしていて10年前の農産物の味わいとは思えない!「ワインって不思議だなぁ、このワインどうやって作るのかなぁ・・・」という醸造への興味をおぼえ、ちょっと調べてみました。

実はむかぁし、レストランやショップで、美味しいワインを自分で選べる様になりたいとワインスクールに通った時期もありました。その時ひと通りワインの醸造方法も学んでいたので、概ねは頭に入っているつもりでいたのに、改めて収穫からワインがグラスに注がれるまでの工程を思い返してみようとしたら「アレッ????」忘れている工程や、どっちが先だっけ??と曖昧な記憶しかないのです。

知っていると思っていたのに、実はちゃんと頭に入っていなかった!!今更ながら気づいたわけです。

ワイングラスを手に取ってどのように造られているのか思いを寄せる女性のイラスト

そして今一度おさらい勉強を始めました。

テキストだけだとどうも頭に入らない私。昔から、そう言う「たち」であると同時に年齢的にも記憶回路が危うい昨今であります。図解しながらおさらいおさらい!とせっかくだからイラストでワイン醸造工程を描いてみました。

まずは一般的な「赤ワイン」の作り方を“ワインのおさらい第一弾”としようと思います。
収穫から乾杯!までの醸造プロセスを説明しつつも見ていて楽しくなるようなイラストにしよう!と始めたものの、一筋縄では行きませんでした(汗)。改めて工程ごとに調べ調べnetの中をあっち行ったりこっち行ったり。間違いだけは避けたいと信頼性の高いワイン関連のサイトやテキストなどを教科書に仕上げてみました。調べれば調べるほど深みにハマって描ききれない!!と悩みましたが、マニアックなことは置いといて、イラストレーターの目線からワイン醸造のごくごく一般的なプロセスを描いていくことにしました。

早速、赤ワインから、と思いましたが、結構長い道のりになりましたので赤ワインの造り方は次回のブログで。

見ていただけたら嬉しいです!