春、綺麗な花を咲かせていた桜やハナミズキの木も、今やすっかり緑一色。
すでに5月、新緑というにはちょっと遅いくらい、木々の葉っぱはグングン成長して、枝はほとんど見えなくなってしまった。
木々草花が萌える季節真っ最中だ。
冬の間丸坊主だった紫陽花も、葉っぱを茂らせ梅雨の到来を待ちわびているように見える。
植物の生命の循環には、本当に驚くばかり。
樹木系の植物は、花の盛りをすでに終えて、今はこんもり緑の葉っぱに覆われているが、草花系の植物は、まだまだ色とりどりの花を咲かせている。
見上げれば緑、視線を落とせばカラフル、そんな情景が広がっている今日この頃。
満開の桜や色とりどりの花も魅力的だが、新緑も又、美しい!
3月を迎えた頃から、芽吹いたばかりの新芽の黄緑色と茶系やグレー系の木の枝や幹の色合いとのコントラストが大好きで、樹木のそんな姿が見られるようになると「春だ!!」というワクワク感がこの頃から始まる。
新緑の季節も、花と同様にすぐさま過ぎてしまうが、花は散ったり枯れたりして「終わっちゃった感」を感じてしまうが、新緑はちがう。
たくさん光合成をして、ぐんぐん大きくなり濃い緑へと成長する。まだまだ「ing」なのだ。
かわいい子犬がぐんぐんそだって、あっという間に成犬!になるのと同じ感じ。「終わっちゃった感」がないので気分も気のせいかポジティブになる。ポジティブエネルギーが空中に散布されているような・・・。
癒しのパワーもこの時期から高まっていくようだ。
疲れた時やストレスが溜まった時に森林浴をすると心身ともに整う気がする。
一年を通してこの時期が一番好きかもしれない。
地元の駅前からはじまる坂道に、ユリノキ並木があるのだが、今、とても綺麗な坂道になっている。
「心臓破りの坂」との異名まで持つ長〜い登り坂道も、この季節は「登りのうんざり感」が半分になっているように思えるのは私だけだろうか???
そろそろ青空バックの新緑の上を、スイスイ飛び交うツバメの姿を目にする日も近そうだ。
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