間違い探しで脳が喜ぶ心の旅

にっくきコロナ感染症に世界じゅうがふりまわされ早2年。感染の増減を繰り返しながらも現在の日本では、感染報告も減り落ち着きを見せているようですが、変異株なのどの出現で相変わらず戦々恐々としている昨今です。

当然「旅行」は以前のように気軽に行ける状況では未だなく、行けたとしても感染対策に気を配り、心置きなく旅を満喫することが難しい状況が続いています。
外出自粛などで、お籠り生活が続いたせいで、運動不足やコミュニケーション不足から、さまざまな心身の不調を訴える人が増えてきているとの情報を、ニュースなどで見聞きすることが何度となくありました。

そんな昨今にぴったりな1冊。
「脳が喜ぶ!若返る!間違い探し日本の風景編 2」
マキノ出版様発行のmook本です。

北は北海道から南は沖縄まで日本の名所の写真での間違い探し。
クイズ番組でもおなじみのパズルゲームですね。老若男女楽しめます。
4つのパートに分けたそれぞれの扉に添えるイラスト制作のご依頼でした。

車窓に広がる紅葉した山林を眺める女性のイラスト

この本の狙いは、まだまだコロナの影響で旅行を躊躇している人に、遊びながら旅気分を味わってほしいという編集部様の思いで作られたようです。

さらに、間違い探しが脳に及ぼす嬉しい効果もお医者様のお墨付きです。このご時世にぴったりな企画だと思いました。

間違い探しは気軽な遊びとして以前から知られていますが、これ、結構「脳」の活性化に役立つそうですよ。
脳は常に刺激を求める器官なのだとか。
そして脳への刺激と認知機能には密接な関係があるそうなのです。
刺激のない生活をしていると認知機能の低下につながるそうで、コロナ禍の自粛生活はまさに刺激を自粛する生活でもあり、認知機能低下を引き起こす要因だらけの生活です。
高齢の方ばかりではありません。若い人や子供の脳の機能低下にもつながるのではないでしょうか。
あぶないあぶない!!人ごとではありませんよ!!と自分の刺激薄の近頃の生活を思い浮かべて焦りました。

間違い探しは、まず五感の中の視覚を刺激します。
その時取り組んでいる間違い探しの名所が行ったことのある場所だったら、その時の思い出を思い浮かべるのもさらに脳に刺激になるとか。

旅先で牧場を散策する2人の女性のイラスト

友人と訪れた北海道馬牧場を巡る旅。
隠れ競馬ファンの私たち、優駿の里を訪れて終始はしゃぎまわっていたなぁ。
引退したかの有名な名馬に人参をあげた時の感動は忘れられない!雄大な日高の風景と馬の優しい瞳に癒された旅でした。
なんて妄想の1カットです。

食べ物だったら味とか、匂いとか。おもいだして脳に刺激を送ると良いそうです。

旅先の旅館で友人と浴衣姿でかに料理を満喫している女性のイラスト

友人と山陰を旅した時に泊まった旅館の夕食。
カニ三昧の夕食に出されたカニの美味しさに驚いたこと。新鮮なカニってこんなに甘いの!!と感じたこと。
何年も前のことなのに、喉の奥で甘みを感じようと脳がその時の情報を引き出そうとフル回転!!
・・・こんなことを思いながら描いた1カットです。

旅先の土産物売り場で家族の顔を思い浮かべて桃を手にする女性のイラスト

山梨に旅行に行った時、「この美味しい桃を買っていったら、家族はきっと大喜びするだろうな・・・」と桃好き家族を思いながら、お土産の桃を選んでいる女性。
(実際は桃を選ぶ時、触ってはいけません!!美味しい桃はお店の人に選んでもらいましょう)

編集部様が送ってくださった本で私も間違い探しにtry。
結構「脳」使います。
写真の間違い探しは難しい!!イラストの間違い探しパズルゲームよりも情報量が多いので、その写真から間違いを探し出すのに脳がフル回転しているのを感じます。
書いてありましたが、長時間続けると脳の作業効率が下がるらしいので休憩をとりながらやるように、とありました。

五感を使って生活する事って脳を生き生き保つことにつながるんですね。

「脳」のご飯は刺激なり。毎日人がご飯を摂るように自分の「脳」にも刺激というご飯を与えてあげなきゃ!!と思ったお仕事でした。

仕事に入る前に「脳の覚醒を」と間違い探しを1本でも、と思ってやり始めると、簡単に解けたら解けたで次に進みたくなり、なかなか解けずにいるとムキになって取り組んでしまったり・・・。結構はまります。

がっつり取り組むのも良し、隙間時間に脳トレ感覚で取り組むのも良しの1冊です。

 

 

第3弾は世界の風景編!?できないかなぁぁぁぁと思ってます。